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○まずは寸法出し 溝を切っただけの角材は、心が通っていません。つまり、最初の加工できちんと心を通してやらないと いけないのですが、習作ということもあり、後から修正する方法を試してみました。 まず、溝の中心線にあわせて、反対の辺の面を出し、それから溝側を面を出します。この面が出た ところで、両側を切って寸法(フットの幅)にします。 |
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○フィラー面から見る フィラー側から見たところです。フット部は、ここが基準になりますから、はっきり言ってここの精度だけが 重要です。 こちらから向こうまで「しろ」が同じ幅で通っていたら合格です。 |
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○穴開け ピラーをロウ付けする部分をあらかじめ穴を開けて作ってしまいました。本来なら、エンドミルで溝を切って いくのが、材料が無駄にならないので定石なのでしょうが、今回の場合は、穴開けをして、ピラーの「座り」を 作ってやることにします。 |
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○外側を切る 治具を作って、外形を作ってやります。この方法は、clarisさんの方法を参考に、アレンジしてやりました。 とにかく、余分な肉がたくさんありますので、けっこう時間がかかります。 やってみて思ったのですが、2〜3個をいっぺんに加工してやったほうが楽ですね。 |
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両側のテーパー部を切りましたから、今度は、真ん中の部分を切っていきます。ここはテーパーを付ける
必要はありませんので、自動送りで楽々です。 ピラーを納める穴が、ただの溝になっているのが見えるでしょうか? |
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○仮あわせ 形が整ったフットに、リールの本体をのせてみます。きれいに収まりました。 そんなわけで、ピラーと、フットをロウ付けしてやります。 |
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○仮組 ロウ付けした部品を、ひとまず仮組してみます。 ちゃっかり塗装をしたり、ちょっとした小物の加工が済んでいますが、このへんはご容赦。 こうなるとだいぶそれらしい雰囲気になってきました。 |